「未治療のマントル細胞リンパ腫患者を対象としたベンダムスチン+リツキシマブ(BR)療法単独とBR療法とacalabrutinib(ACP-196)との併用を比較検討する無作為化、二重盲検、プラセボ対照、多施設共同、第III相試験」が、日本医薬情報センター(Japan Pharmaceutical Information Center, JAPIC)ホームページにて公開されていますのでお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。詳細はリンク先をご参照ください。

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未治療のマントル細胞リンパ腫患者を対象としたベンダムスチン+リツキシマブ(BR)療法単独とBR療法とacalabrutinib(ACP-196)との併用を比較検討する無作為化、 二重盲検、プラセボ対照、多施設共同、第III相試験

▲JAPIC 臨床試験情報ホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「治療を必要とするMCL(マントル細胞リンパ腫)であり、これまでにMCLに対する全身抗がん療法を受けていない患者」「病理学的にMCLと確定診断され、染色体転座t(11;14)(q13;q32)及び/又はサイクリンD1過剰発現、並びに関連するその他の重要なマーカー(例:CD5、CD19、CD20、PAX5)が確認されている」など、一定の条件を満たす患者さんです。

この臨床試験の目的は、「未治療のマントル細胞リンパ腫患者においてacalabrutinibとベンダムスチン+リツキシマブ(BR)療法を併用したときの有効性をプラセボ+BR療法併用時と比較検討する」とされています。実施責任組織は「Acerta Pharma 社(海外)/アストラゼネカ株式会社(日本)」とされています。この試験は国際共同治験となっており、日本を含む参加国は「米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、香港、イスラエル、韓国、ニュージーランド、ポーランド、ロシア、スペイン、ウクライナ、日本」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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