再発・難治性のCD19抗原陽性B細胞性非ホジキンリンパ腫を対象とした臨床試験「CD19特異的キメラ抗原受容体発現Tリンパ球を用いた再発・難治性B細胞性悪性リンパ腫に対する遺伝子治療臨床研究(簡略名:CD19 CAR遺伝子導入Tリンパ球を用いたB細胞性悪性リンパ腫に対する遺伝子治療」が2014年11月6日付で登録、公開され、「一般募集中」(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
>>UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

 

UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ「CD19特異的キメラ抗原受容体発現Tリンパ球を用いた再発・難治性B細胞性悪性リンパ腫に対する遺伝子治療臨床研究」

▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ
CD19特異的キメラ抗原受容体発現Tリンパ球を用いた
再発・難治性B細胞性悪性リンパ腫に対する遺伝子治療臨床研究

この臨床試験は、「本臨床研究登録時に20歳以上、かつ70歳以下であること」「主要臓器予備能が一定の基準を満たすこと」など、所定の条件を満たす再発・難治性のCD19抗原陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫の患者さんです。「活動性の重複癌を併発している患者」「リンパ腫の明らかな中枢神経浸潤を伴う患者」「同種造血幹細胞移植後の患者」など、所定の条件にあてはまる患者さんは、この臨床試験に参加できません。

この臨床試験の目的は、「CD19抗原を特異的に認識するキメラ抗原受容体(CAR:chimeric antigen receptor)の遺伝子を導入した自己Tリンパ球の安全性、臨床効果及び体内動態を評価する」とされています。この臨床試験の実施責任組織は「自治医科大学」、共同実施組織および研究費提供組織は「タカラバイオ株式会社」となっています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

※UMIN CTR収載の情報は、臨床試験に関する情報公開を目的として、UMINが開設しているUMIN臨床試験登録システムに提供された臨床試験情報です。
※UMIN CTR収載の情報は、特定の医薬品や治療法等については、医療関係者や一般の方に向けて広告することは目的としていません。

(関連リンク)

>>遺伝子治療臨床研究実施計画の申請及び遺伝子治療臨床研究に係る生物多様性影響評価に関する申請について( 課題名 : CD19特異的キメラ抗原受容体発現Tリンパ球を用いた難治性 B 細胞性悪性リンパ腫に対する遺伝子治療臨床研究)(厚生労働省第79回厚生科学審議会科学技術部会資料/平成25年8月)(PDF)

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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(国立がん研究センターがん情報サービス)