非ホジキンリンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「2レジメン以上の治療歴を有する再発または難治性の非ホジキンリンパ腫を対象としたGDPレジメンの(ゲムシタビン、シスプラチン、デキサメタゾン)安全性と有効性を検討する臨床第Ⅱ相試験 」が、2014年4月1日付で登録、公開され、「一般募集中(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
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GDPレジメンの(ゲムシタビン、シスプラチン、デキサメタゾン)臨床第2相試験

 

▲GDPレジメンの(ゲムシタビン、シスプラチン、デキサメタゾン)臨床第2相試験
(UMIN CTR 臨床試験登録情報)

この臨床試験の対象は、「病理組織学的に非ホジキンリンパ腫であることが確認されている症例」「2レジメン以上の治療歴を有する症例」「測定可能病変(CTによる長径:> 1.5 cm)を有する症例」など、一定の条件を満たす患者さんとされています。この臨床試験の目的は、「再発または難治性の非ホジキンリンパ腫を対象に、GDPレジメンの本邦における有効性および安全性を検証する」とされています。

この臨床試験の概要は、「以下の療法を3週間ごとに実施する。 ゲムシタビン1,000mg/m2(day1,8)、シスプラチン25mg/m2(day1,8)、デキサメタゾン8mg/body(day1,2,8,9)、リツキサン8mg/body(day1,8)」とされています。実施責任組織は「京都府立医科大学血液・腫瘍内科学部門」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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