転移性脳腫瘍と脳原発悪性リンパ腫を対象とした臨床試験「多発脳腫瘍に対する海馬線量低減全脳照射に関する効果安全性試験」が、2014年9月1日付で登録、公開され、「一般募集中」(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
>>UMIN CTR 臨床試験登録情報

 

多発脳腫瘍に対する海馬線量低減全脳照射に関する効果安全性試験

 

▲多発脳腫瘍に対する海馬線量低減全脳照射に関する効果安全性試験
(UMIN CTR 臨床試験登録情報)

この臨床試験の対象は、一定の条件を満たす転移性脳腫瘍と脳原発悪性リンパ腫の患者さんとなります。この臨床試験の目的は、「海馬線量低減全脳照射の安全性を確かめる」とされています。この臨床試験の実施責任組織は「千葉県がんセンター」となっています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(関連リンク)

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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(国立がん研究センターがん情報サービス)