World Lymphoma Awareness Day 2015

◆世界リンパ腫デーについて

世界41カ国、57の悪性リンパ腫患者会・関連支援団体で構成されるリンパ腫連合(Lymphoma Coalition、本部カナダ)は、毎年9月15日を「世界リンパ腫デー」として、世界的なリンパ腫啓発活動を展開しています。一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパンは、同連合に日本より加盟する正会員団体として世界リンパ腫デーの趣旨に賛同しています。

>>Lymphoma Coalition
>>2015 World Lymphoma Awareness Day

 

ライムグリーンリボン

◆ライムグリーンリボンキャンペーンについて

ライムグリーン色のリボンは、海外のリンパ腫患者団体でも使用されているもので、安らぎと新たな命の息吹を表します。多くのサポートによる安らぎの中で、患者が化学療法や骨髄移植などの治療を経て克服し、新たな命の一歩を踏み出せるよう願うものです。

ライムグリーンリボンキャンペーンについては、多くのリンパ腫の患者さんやご家族、医療関係者の皆さまなどにご賛同をいただいてきました。特に、9月15日は世界リンパ腫デー (World Lymphoma Awareness Day)であることから、日本ではその一環として、国内で悪性リンパ腫を含む造血器腫瘍の診療や研究にご尽力をいただいている先生方に、ライムグリーンリボンピンパッジを着用いただいております。ライムグリーンリボンの趣旨にご賛同いただき、かつ賛同者としてご芳名の掲載を許諾いただいた先生方のお名前をここに記させていただき、この場をお借りして御礼申し上げます。そして、ライムグリーンリボンの趣旨にご賛同いただいている全ての皆さまに、感謝申し上げます。

・旭川医科大学内科学講座消化器・血液腫瘍制御内科学分野教授 高後 裕 先生
・秋田大学医学部内科学講座血液内科学分野・腎臓膠原病内科学分野准教授 小松田 敦 先生
・筑波大学大学院人間総合科学研究科疾患制御医学専攻血液病態制御医学分野教授 千葉 滋 先生
・埼玉医科大学学長・埼玉医科大学血液内科教授 別所 正美 先生
・国立がん研究センター東病院血液腫瘍科科長 塚崎 邦弘 先生
・国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科科長 飛内 賢正 先生
・神奈川県立がんセンター血液内科部長 金森 平和 先生
・富山県立中央病院内科部長 奥村 廣和 先生
・金沢大学医薬保健研究域医学系細胞移植学(血液・呼吸器内科)教授 中尾 眞二 先生
・国立病院機構名古屋医療センター臨床研究センター血液・腫瘍研究部部長 永井 宏和 先生
・大阪大学医学部附属病院長・大阪大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科学教授 金倉 譲 先生
・近畿大学医学部血液・膠原病内科教授 松村 到 先生
・倉敷中央病院血液内科主任部長 上田 恭典 先生
・国立病院機構四国がんセンター血液腫瘍内科医長 吉田 功 先生
・国立病院機構熊本医療センター院長・血液内科 河野 文夫 先生

◆リンパ腫について

リンパ腫は白血病などと同じ血液のがんです。血液がんの中では国内患者数が最も多く、年々増え続けていることから、リンパ腫の患者さんやご家族は皆さまのご理解とサポートを必要としています。2015年4月に国立がん研究センターがん対策情報センターより発表された「2015年のがん罹患数、死亡数予測」によりますと、リンパ腫の国内予測罹患数(2015年)は男性16,400人、女性13,300人とそれぞれ増加傾向にあると予測されており、男性の国内部位別罹患数で9位、女性の国内部位別罹患数で8位とされています。

予測がん罹患数(2015年)男性

▲予測がん罹患数(2015年)男性
(国立がん研究センター「2015年のがん罹患数、死亡数予測」より)

予測がん罹患数(2015年)女性

▲予測がん罹患数(2015年)女性
(国立がん研究センター「2015年のがん罹患数、死亡数予測」より)