「NY-ESO-1抗原を発現する成人T細胞性白血病/リンパ腫(ATLL)に対するNY-ESO-1蛋白/Poly ICLCとモガムリズマブとの併用療法に関する臨床研究」が「一般募集中(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ
この臨床試験の対象となるのは、「再発または難治性のATLL患者であり、ATLA抗体が陽性である」「少なくとも1コースの化学療法を受けたことがあり、CCR4陽性でモガムリズマブによる治療の適応がある」など、所定の条件を満たす「成人T細胞性白血病リンパ腫(ATLL)」の患者さんです。この臨床試験の目的は、「NY-ESO-1ワクチンとモガムリズマブの同時投与に関する安全性評価」「モガムリズマブとの同時投与、または、モガムリズマブの投与後における、NY-ESO-1特異的免疫反応の誘導の評価」とされています。この臨床試験の実施責任組織の所属組織は、「大阪大学大学院医学系研究科」とされています。
一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。
(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。
(関連リンク)
>>添付文書「ポテリジオ点滴静注20mg」(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
>>臨床試験(治験)とは何かを知りたい方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)
>>臨床試験(治験)への参加を考えている方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)