「再発又は難治性のCD30陽性ホジキンリンパ腫又は全身性未分化大細胞リンパ腫の小児患者を対象としたブレンツキシマブベドチン(SGN-35)の第I相試験(医師主導治験)」が「募集中」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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▲公益社団法人日本医師会治験促進センター臨床試験登録システムホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「CD30 陽性のHL(ホジキンリンパ腫)又はsALCL(全身性未分化大細胞リンパ腫)であることが組織学的に確定診断されている」「同意取得時の年齢が2歳以上、18歳未満のアジア人」「標準的化学療法中にPD若しくは治療後CR/PRが得られなかった又は標準化学療法後に再発若しくは再増悪した」など、所定の条件を満たす患者さんです。この臨床試験の目的は、「再発又は難治性のCD30陽性ホジキンリンパ腫又は全身性未分化大細胞リンパ腫の小児患者におけるSGN-35の安全性及び忍容性を検討する」とされています。この臨床試験の実施責任者の所属組織は、「独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

(関連リンク)

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