「成人T細胞白血病リンパ腫に対する 移植後シクロフォスファミドを用いたHLA半合致移植の 安全性・有効性検討試験」が「一般募集中」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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成人T細胞白血病リンパ腫に対する 移植後シクロフォスファミドを用いたHLA半合致移植の 安全性・有効性検討試験

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この臨床試験の対象は、「 急性型あるいはリンパ腫型である」「ATL患者HLA完全適合(6/6適合)もしくは1抗原不適合(5/6適合)の血縁および非血縁ドナーが現時点で存在しない、もしくは非血縁ドナーが存在するが疾患状態から判断して移植を待てない状況」「HLA半合致血縁ドナーを有する」など、一定の条件を満たす成人T細胞白血病リンパ腫の患者さんとされています。

この臨床試験の目的は、「ATLに対しての骨髄非破壊的前処置を用いたミニ移植での移植後シクロフォスファミドを用いた移植法におけるシクロフォスファミドの安全性および有効性の確認を目的とする」とされています。研究責任者の所属組織は「国立がん研究センター中央病院」、研究費提供組織は「国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(関連リンク)

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