非ホジキンリンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「ビンクリスチン(VCR)誘発性末梢神経障害(VIPN;Vincristine-Induced Peripheral Neuropathy)に対するDuloxetineの有効性に関する臨床試験」が「限定募集中(参加医療機関受診中の患者が、基準を満たす場合に被験者になれる)」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
>>UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

 

ビンクリスチン(VCR)誘発性末梢神経障害(VIPN;Vincristine-Induced Peripheral Neuropathy)に対するDuloxetineの有効性に関する臨床試験

▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「非ホジキンリンパ腫に対して(R-)CHOP/(R-)CVP療法が試行中、または施行後にVIPN(ビンクリスチン誘発性末梢神経障害)を呈している」など、所定の条件を満たす患者さんです。この臨床試験の目的は、「VIPNに対するDuloxetineの治療効果を検討する」とされています。臨床試験の実施責任組織は「神戸大学医学部付属病院腫瘍・血液内科」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

(関連リンク)

>>化学療法誘発性末梢神経障害にデュロキセチンが有効/NCI臨床試験結果(海外癌医療情報リファレンス/米国国立がん研究所)

>>臨床試験(治験)とは何かを知りたい方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)

>>臨床試験(治験)への参加を考えている方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)