2016年12月2日に小野薬品工業株式会社よりプレスリリース「オプジーボ点滴静注(一般名:ニボルマブ)国内において再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫に対する効能・効果の追加承認取得」が公開されましたので、お知らせいたします。

>>オプジーボ点滴静注(一般名:ニボルマブ)国内において再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫に対する効能・効果の追加承認取得
(小野薬品工業株式会社プレスリリースPDF)

添付文書「オプジーボ点滴静注20mg/オプジーボ点滴静注100mg」(一般名:ニボルマブ)(2016年12月改訂第13版)

 

▲添付文書「オプジーボ点滴静注20mg/オプジーボ点滴静注100mg」(一般名:ニボルマブ)(2016年12月改訂第13版)

オプジーボ点滴静注20mg/オプジーボ点滴静注100mg(一般名:ニボルマブ)は、「日本で実施された再発又は難治性の古典的ホジキンリンパ腫を対象とした第Ⅱ相臨床試験(ONO-4538-15試験)において、中央判定による奏効率は75.0%(95%Cl:47.6–92.7)でした。なお、オプジーボは、厚生労働省より、2016 年3月16日、ホジキンリンパ腫を効能・効果とする希少疾病用医薬品の指定を受けております」(プレスリリースより)とされています。

なお、2016年12月2日に小野薬品工業株式会社/ブリストル・マイヤーズ・スクイブ株式会社より医療関係者向け文書「オプジーボ点滴静注20mg・100mg適正使用のお願い」が発出され、日本臨床腫瘍学会ホームページで公開されました。オプジーボ(一般名:ニボルマブ)は添付文書にて「緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで投与すること」とされており、オプジーボの使用を考えているホジキンリンパ腫などの患者さんにも参考となる情報が掲載されていますので、併せてお読み下さい(リンクはこちら)

(関連リンク)

>>添付文書「オプジーボ点滴静注20mg/オプジーボ点滴静注100mg」(一般名:ニボルマブ)(2016年12月改訂第13版)(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)

>>再発性または難治性のホジキンリンパ腫におけるニボルマブによるPD-1 阻害(PD-1 Blockade with Nivolumab in Relapsed or Refractory Hodgkin’s Lymphoma)(NEJM日本版)