一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパンと国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター希少がんセンターが共催する「東京血液がんフォーラム」が、2018年11月18日に国立がん研究センターにて開催されました。当日の講演の一つ「血液がんにおける在宅医療」大橋晃太先生(トータス往診クリニック/国立がん研究センター東病院血液腫瘍科)がYoutube(国立がん研究センター公式チャンネル)にて公開されましたので、お知らせいたします。主なご講演の内容は以下の通りです。
(Youtubeリンク)
https://www.youtube.com/watch?v=G9-I_l1A0Xw
・血液内科医として、緩和ケア医として、在宅医として、血液がんサバイバーとして
・血液疾患との闘病生活の質を高めるために
・地域医療・在宅医療の活用
・在宅医療をご存知ですか?(医療が生活の一部となる)
・血液疾患の在宅医療って何?(外来治療・経過観察のサポート/退院へ向けてのサポート/終末期のサポート)
・血液疾患の在宅医療の難しさ
・血液疾患患者の在宅医療支援の問題点(輸血を施行できる近隣病院の確保が困難等など)
・患者サイドからみた在宅医療にもとめるものは何か?(血液在宅ネットによる調査)
・患者会へのアンケート調査の実施
・背景(患者会へのアンケート調査)
・在宅医療に期待する点、在宅医療を利用する上での心配な点(患者会へのアンケート調査)
・在宅医療に欠かせない点、これがなければ在宅では安心して過ごせない点(患者会へのアンケート調査)
・輸血の在宅での継続(患者会へのアンケート調査)
・化学療法の継続(患者会へのアンケート調査)
・体調不良時の対応について(患者会へのアンケート調査)
・考察:年令による傾向(患者会へのアンケート調査)
・考察:地域による傾向(患者会へのアンケート調査)
・2人主治医制の例
・トータス往診クリニックの概要(強化型在宅療養支援診療所)
・当院の診療エリア(東京都狛江市、調布市、世田谷区)
・当院の検査機器と輸血対応
・当院で診療している血液がん患者さんの例
・当院における血液がんと非血液がんの比較
・当院における輸血の実際
・専門医と在宅医の併診例(外来化学療法経過での支持療法、白血球減少時のG-CSR連日投与、腫瘍の皮膚浸潤等に対する創処置、皮膚・ADL低下に対する全身管理や疼痛管理、貧血に対する対症療法、終末期に対する在宅緩和ケア)