一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパンは「東京血液がんオンラインフォーラム~今日のリンパ腫治療と今後の展望」を2020年11月15日(日)に開催いたしました。当日の講演動画「B細胞リンパ腫の病態と治療」を公開しましたので、お知らせいたします。

収録日:2020年11月15日(日)
会場:「YouTube Live」を用いたWebセミナー
演題:B細胞リンパ腫の病態と治療
講師:伊豆津宏二先生(国立がん研究センター中央病院血液腫瘍科)
司会:天野慎介(一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン理事長)
共催:国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター希少がんセンター
当日の動画のリンクはこちらをクリックしてください(別ウインドウで表示されます)

B細胞リンパ腫の病態と治療

【当日の内容】

(※)このオンラインセミナーの内容は、2020年11月時点での情報や状況に基づいての内容となります。今後の医療や状況の変化によって、内容が変わり得る可能性があることをご了承ください。
(※)このオンラインセミナーの内容は、許可なく撮影、録音、スクリーンショット撮影などを行って、SNSなどに投稿することはご遠慮ください。

がんの国内罹患数
リンパ腫の診断
リンパ腫の種類(WHO分類第4版改訂版2017)
リンパ腫の病型頻度
臨床経過と細胞系統によるリンパ腫の分類
Ann Arbor病期(ステージ)
ステージングのための検査
国際予後指数(IPI)
リンパ腫に対する化学療法の基本
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫治療の考え方
R-CHOP療法
R-CHOPの副作用(有害事象)
骨髄抑制(好中球減少)とその対策
治療効果判定:治療終了後のCT、 PET/CT
DLBCL(いったんCRとなった患者での累積再発割合)
DA-EPOCH-R
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫再発後の治療
濾胞性リンパ腫(FL)の初回治療
濾胞性リンパ腫(FL)に対するリツキシマブ併用化学療法
濾胞性リンパ腫初回治療後奏効例に対するリツキシマブ維持療法
未治療FL・オビヌツズマブ併用化学療法
G-B療法
FL寛解導入療法終了時の完全奏効割合GALLIUM試験
進行期濾胞性リンパ腫再発時の治療
組織学的形質転換(トランスフォーメーション)
B細胞受容体下流シグナル伝達系の阻害薬
BTK阻害薬イブルチニブ(イムブルビカ)
BTK阻害薬チラブルチニブ (ベレキシブル)
BCRシグナル伝達阻害薬
BCL2阻害薬ベネトクラクス(ベネクレクスタ)
EZH2阻害薬(タゼメトスタット)
免疫を利用したリンパ腫の治療
レナリドミド (レブラミド)
再発濾胞性リンパ腫・辺縁帯リンパ腫に対するR2 (Rスクエア)療法
抗体薬物複合体(ADC)
免疫チェックポイント阻害薬
CAR-T細胞療法
B細胞リンパ腫を対象としたCAR-T細胞療法(国内・海外で既承認のものを中心に)
CAR-T細胞療法の特徴・問題点
二重特異性抗体