C-MYC陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「未治療C-MYC陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するDose adjusted EPOCH-R療法の第Ⅱ相試験」が2014年12月16日付で登録、公開され、「一般募集中」(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
>>UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

未治療C-MYC陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するDose adjusted EPOCH-R療法の第Ⅱ相試験
▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

この臨床試験は、「病理学的にWHO分類第4版におけるDLBCL,NOSと診断されている」「腫瘍細胞のCD20が陽性である」「FISH法によりC-MYC遺伝子のsplit signalが陽性となっている」「以前にDLBCLに対する化学療法・放射線治療・抗体療法のいずれも受けていない」など、所定の条件を満たす患者さんです。

この臨床試験の目的は、「未治療C-MYC陽性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対して、第Ⅱ相試験でDA-EPOCH-R療法の有効性と安全性を評価する」とされています。この臨床試験の実施責任組織は「Kanagawa Clinical Oncology study Group」、責任研究者の所属組織と研究費提供組織は「東海大学」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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