びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「80歳以上の高齢者びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するR-mini CHP療法の第II相臨床試験」が、2013年7月20日付で登録、公開され、「限定募集中(参加医療機関受診中の患者が、基準を満たす場合に被験者になれる)」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
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80歳以上の高齢者びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するR-mini CHP療法の臨床第2試験

▲80歳以上の高齢者びまん性大細胞型B細胞リンパ腫に対するR-mini CHP療法の臨床第2試験
(UMIN CTR 臨床試験登録情報)

この臨床試験の対象は、「病変の病理診断にてWHO分類(第4版)のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 diffuse large B-cell lymphoma (DLBCL)、 NOS に分類される」「治療歴がない」「年齢が80歳以上である」であるなど、一定の条件を満たす患者さんとされています。この臨床試験の目的は、「80歳以上の高齢者未治療のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 (Diffuse large B-cell lymphoma: DLBCL)に対するR-mini CHP療法の有効性と安全性を検討する」とされています。

この臨床試験の概要は、寛解導入療法としてR-mini CHP療法を6コース行う」とされています。この臨床試験の実施責任組織は、「国立病院機構血液・造血器疾患政策医療ネットワーク(CHSG-NHO)」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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