「クリゾチニブの再発または難治性ALK(anaplastic lymphoma kinase)陽性未分化大細胞型リンパ腫(anaplastic large cell lymphoma, ALCL)に対する第I/II相および再発または難治性神経芽腫に対する第I相医師主導治験」が「一般募集中」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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クリゾチニブの再発または難治性ALK(anaplastic lymphoma kinase)陽性未分化大細胞型リンパ腫(anaplastic large cell lymphoma, ALCL)に対する第I/II相および再発または難治性神経芽腫に対する第I相医師主導治験

▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

この臨床試験の対象は、「初発時又は再発時に、組織学的に診断された再発または難治性のALK陽性未分化大細胞型リンパ腫(anaplastic large cell lymphoma, ALCL)」で、1歳以上22歳未満の一定の条件を満たす患者さんとされています。

この臨床試験の目的は、「日本人における再発または難治性ALK陽性ALCLあるいは再発または難治性神経芽腫患者におけるクリゾチニブの忍容性及び安全性の検討、及び再発または難治性ALK陽性ALCL患者における本薬の有効性の検討」とされています。研究責任者の所属組織は「聖マリアンナ医科大学病院」、試験の問い合わせ窓口は「国立病院機構名古屋医療センター」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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