「再発又は難治性成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)患者を対象としたHBI-8000経口投与の有効性及び安全性を評価する試験」が「参加者募集中」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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再発又は難治性成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)患者を対象としたHBI-8000経口投与の有効性及び安全性を評価する試験

▲JAPIC 臨床試験情報ホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「血清抗ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)抗体が陽性で、病理組織学的又は細胞学的にATLと診断された患者」「急性型、リンパ腫型、又は予後不良因子を有する慢性型のATL患者。予後不良因子を有する慢性型とは、血清アルブミン<3.5 g/dL、乳酸脱水素酵素(LDH)>300 U/L、又は血中尿素窒素(BUN)>25 mg/dLのうち、1つ以上に該当するものと定義する。測定可能病変又は末梢血若しくは皮膚のいずれかの評価可能病変が、1つ以上認められる患者」「モガムリズマブ投与歴のある再発又は難治性疾患、あるいは、モガムリズマブ不耐・適応外で1レジメン以上の全身化学療法を施行した後の再発又は難治性疾患で、患者に適切と思われる他の治療法を利用できない患者」など、一定の条件を満たす患者さんとされています。

この臨床試験の目的は、「再発又は難治性成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)にHBI-8000 40mgを週2回継続投与した際の有効性(客観的奏効率)及び安全性を評価する」とされています。実施責任組織は「HUYA Japan合同会社」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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