2015年7月18日にロイトン札幌にて、日本癌治療学会による制吐薬適正使用ガイドライン改訂のためのコンセンサスミーティングが開催され、一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパンの天野慎介理事長ががん患者の立場から参画し、講演いたしましたのでご報告いたします。

制吐薬適正使用ガイドライン改訂のためのコンセンサスミーティング

▲制吐薬適正使用ガイドライン改訂のためのコンセンサスミーティング

【制吐薬適正使用ガイドライン改訂のためのコンセンサスミーティング・プログラム】

2015年7月18日(土) 16:30〜18:30
札幌・ロイトン札幌3階ロイトンホールA

司会:
田村和夫(福岡大学医学部総合医学研究センター)
相羽惠介(東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科)

はじめに(コンセンサスミーティングの目的)
第13回日本臨床腫瘍学会学術総会会長 秋田弘俊(北海道大学大学院医学研究科腫瘍内科)

1-1. 制吐薬適正使用ガイドラインの2015年版改訂のポイント
制吐薬適正使用ガイドライン改訂WG委員 佐伯俊昭(埼玉医科大学国際医療センター乳腺腫瘍科)

1-2.抗がん薬の催吐性リスク分類,急性,遅発性悪心・嘔吐,5-HT3 受容体拮抗薬,新規CQ項目(副作用,悪心)について
青儀健太郎(国立病院機構四国がんセンター乳腺・内分泌外科)

1-3. シスプラチンの分割投与,予期性悪⼼・嘔吐,放射線治療・オピオイドによる悪心・嘔吐,コルチコステロイドの推奨用量,また,関連因子について
加賀美芳和(昭和大学医学部放射線医学教室)

1-4. 突出性悪心・嘔吐,標準的がん薬物療法の類似レジメン,小児がん,CINVによる悪心・嘔吐の鑑別,剤形,制吐薬の薬物相互作用,及びスクリーニングについて
相羽恵介(東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科)

1-5. がん化学療法を受ける患者の立場から制吐療法を考える
天野慎介(一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン)

総合討論