「血縁者間HLA2-3抗原不適合ミニ移植」が「参加者募集中」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ
この臨床試験の対象は、「同種造血幹細胞移植の対象疾患(急性白血病、慢性白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄増殖性疾患、重症再生不良性貧血など)を対象とする。その他の腫瘍性疾患あるいは希少疾患であっても、同種造血幹細胞移植が最も有効な治療法と考えられる場合には対象疾患とする。この条件を満たし、かつ以下の全ての項目を満たす症例を適格とする」とされており、その項目として「登録時の年齢が35歳以上70歳以下の症例。または、35歳未満で、臓器障害・感染症の既往、自家ないし同種造血幹細胞移植後、などの理由により、骨髄破壊的前処置による移植の適応とならないと判断された症例。または、疾患自体が大量化学療法や放射線療法に感受性が低く、骨髄破壊的前処置による利点が得られないと考えられる症例」「HLA-A,B,DR血清型一致またはGVH方向1抗原以内不一致の血縁ドナーを有さない症例」「骨髄バンク(JMDP)においてHLA-A,B,DR血清型一致かつ遺伝子型でHLA-A,B,DRB1の不一致が1座以内の非血縁ドナーを有さないか、病勢が強く早期の移植が必要であると考えられる症例」などの条件が示されています。
この臨床試験の目的は、「造血器疾患に対する、HLA2-3抗原不適合血縁ドナーからの、造血幹細胞ミニ移植の有効性の検討」とされています。研究責任者の所属組織は「兵庫医科大学」、研究費提供組織は「兵庫医科大学」とされています。
一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。
(関連リンク)
>>臨床試験(治験)とは何かを知りたい方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)
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