「HLA一致血縁又は骨髄バンクドナーからの同種造血幹細胞移植における移植後大量シクロフォスファミド及びタクロリムスを用いたGVHD予防法の安全性と有効性に対する臨床第Ⅱ相試験(OCU16-1)」が「限定募集中(参加医療機関受診中の患者が、基準を満たす場合に被験者になれる)」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

>>UMIN CTR 臨床試験登録情報

HLA一致血縁又は骨髄バンクドナーからの同種造血幹細胞移植における移植後大量シクロフォスファミド及びタクロリムスを用いたGVHD予防法の安全性と有効性に対する臨床第Ⅱ相試験(OCU16-1)

▲UMIN CTR 臨床試験登録情報ホームページ

この臨床試験の対象は、「急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、系統不明な急性白血病、骨髄異形成症候群、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫」などとされており、「悪性リンパ腫」の場合には「Indolent lymphoma(第1再発・再燃期以降であり、前化学療法に対しての感受性は問わない)」または「Aggressive lymphoma(第1再発期で、化学療法非感受性症例、または第2再発期以降或いは自家移植後再発例)」であるなど、一定の条件を満たす患者さんです。

この臨床試験の目的は、「本邦におけるHLA一致血縁または骨髄バンクドナーからの同種造血細胞移植におけるPTCyおよびTac用いたGVHD予防法の安全性と有効性につき検討する」とされています。研究責任者の所属組織は「大阪市立大学」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(関連リンク)

>>臨床試験(治験)とは何かを知りたい方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)

>>臨床試験(治験)への参加を考えている方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)