「血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の再発・難治例に対するダサチニブの安全性を検討する第一相試験」が「一般募集中」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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血管免疫芽球性T細胞リンパ腫の再発・難治例に対するダサチニブの安全性を検討する第一相試験

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この臨床試験の対象は、「再発・治療抵抗性の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(AITL)の患者」で、一定の条件を満たす患者さんとされています。この臨床試験の目的は、「再発・治療抵抗性の血管免疫芽球性T細胞リンパ腫(AITL)に対するダサチニブの安全性を第1相試験により安全性を評価し、また効果を探索的に評価する。現在日本医療研究開発機構(AMED)から公募されている『革新的がん医療実用化研究事業』に応募し研究費獲得を目指している医師主導治験のパイロット試験と位置付ける。主要評価項目は安全性とし、副次評価項目は、奏功割合、完全奏効割合、無増悪生存期間、全生存期間、G17V RHOA変異の有無とする」とされています。研究責任者の所属組織は「筑波大学附属病院血液内科」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(関連リンク)

>>研究段階の医療(臨床試験、治験など)基礎知識(国立がん研究センターがん情報サービス)

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