濾胞性リンパ腫の患者さんを対象とした臨床試験「難治性濾胞性リンパ腫に対するbendamustineを併用した前処置による同種造血幹細胞移植療法の安全性と有効性の検討 (第1/2相試験) (KSGCT1301 / FL benda)」が、2013年11月1日付で登録、公開され、「一般募集中(参加医療機関受診により、基準を満たせば被験者となれる)」となっていますので、お知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。
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bendamustineを併用した前処置による同種造血幹細胞移植の臨床第1/2相試験

▲bendamustineを併用した前処置による同種造血幹細胞移植の臨床第1/2相試験
(UMIN CTR 臨床試験登録情報)

この臨床試験の対象は、「濾胞性リンパ腫と診断された同意取得時の年齢が16歳以上かつ65歳以下」「移植時病期は非寛解期または第1再発期・増悪期以降」など、一定の条件を満たす患者さんとされています。この臨床試験の目的は、「治療抵抗性濾胞性リンパ腫に対して、fludarabineとcyclophosphamideにbendamustineを併用した前処置の安全性と有効性を検討する」とされています。この臨床試験の実施責任組織は「関東造血幹細胞移植共同研究グループ(KSGCT)」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

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(国立がん研究センターがん情報サービス)

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