「再発又は難治性の成人T細胞白血病・リンパ腫に対するニボルマブの第Ⅱ相医師主導治験」が「一般募集中」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

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再発又は難治性の成人T細胞白血病・リンパ腫に対するニボルマブの第Ⅱ相医師主導治験

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この臨床試験の対象となるのは、「抗HTLV-1抗体が陽性で、血液細胞学的又は病理組織学的に末梢性リンパ系腫瘍と診断され、表面形質からT細胞由来であることが証明されている患者」「急性型、リンパ腫型、又は予後不良因子を持つ慢性型と診断された後、規定された前治療歴があり、再発・再燃したあるいは難治性となった患者」など、所定の条件を満たす皮膚T細胞リンパ腫の患者さんです。

この臨床試験の目的は、「モガムリズマブ投与歴があるもしくはモガムリズマブ不耐・適応外の、再発・再燃もしくは難治性のaggressive ATL(急性型・リンパ腫型・予後不良因子を有する慢性型の成人T細胞白血病・リンパ腫)患者に対する免疫チェックポイント阻害薬 ニボルマブの有用性を探索する」とされています。この臨床試験の実施責任者の所属組織は、「鹿児島大学医学部・歯学部附属病院血液・膠原病内科」とされています。この臨床試験の研究費提供組織は、「国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)」とされています。

(※)一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。また、上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

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