「標準治療後の再発又は治療抵抗性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の患者さんを対象としたcopanlisibの非盲検、非対照、第Ib相臨床試験」が「参加者募集中」となっていますので、ご参考までにお知らせいたします。詳細はリンク先をご参照ください。

>>JAPIC 臨床試験情報ホームページ

 

標準治療後の再発又は治療抵抗性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫の患者さんを対象としたcopanlisibの非盲検、非対照、第Ib相臨床試験

▲JAPIC 臨床試験情報ホームページ

この臨床試験の対象となるのは、「濾胞性リンパ腫(FL)Grade 1、2又は3a」「 診断時及び治験組入れ時にリンパ球絶対数5 x 109/L未満 の小リンパ球性リンパ腫(SLL) 「リンパ形質細胞様リンパ腫/ Waldenstrom型マクログロブリン血症(LPL/WM)」「リンパ形質細胞様リンパ腫/ Waldenstrom型マクログロブリン血症(LPL/WM)」のいずれかのサブタイプに分類される低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫と確定診断され、「二次治療以降の再発又は治療抵抗性の患者(治療抵抗性とは、標準レジメンが無効又は標準レジメン終了から6ヵ月以内の進行と定義)」「リツキシマブ及びアルキル化剤の投与歴があること」など、所定の条件を満たす患者さんです。この臨床試験の目的は、「copanlisibの推奨用量での安全性を評価する。日本人における推奨用量は、用量漸増/安全性評価パートにおいて決定する」とされています。試験実施者は「バイエル薬品株式会社」とされています。

一般的に臨床試験は、従来の治療薬や治療法よりも有効であると期待される新薬や新しい治療法などについて、その有効性や安全性などを確かめることを目的として行われますが、期待された効果がみられない場合や、思わぬ副作用が生じる場合もあります。臨床試験への参加を考慮する際には、主治医の先生ともよく話し合い、十分に納得し同意した上で、参加することをお勧めいたします。

(※)上記の内容は、このページに掲載された時点での情報に基づいています。また、リンパ腫などに関する臨床試験の情報を提供することを目的としており、特定の臨床試験への参加を推奨することを目的とはしておりません。

(関連リンク)

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>>臨床試験(治験)とは何かを知りたい方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)

>>臨床試験(治験)への参加を考えている方へ(国立がん研究センターがん情報サービス)